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ヨーロッパ・ポルトガル語の歌 2

前回の記事に続いて、歌詞を書きだしてみました。とは言っても、この2曲はスペイン語の歌詞をポルトガル語読みした歌です。

ひらがなの「らりるれろ」はL音だという意味です。舌の先端を上の前歯にくっつけて発音する音です。日本人の「らりるれろ」は、外国人にはどうも、RにもLにも聴こえるらしいです。日本人が外国語を発するとき、RとLは意識して発音を分けなくてはなりません。Rを軽い巻き舌で発音する言語の場合、使い分けが明確なものになりますね。
小文字は軽く読む音、メロディの関係で発音できないときは省略可の音です。大文字は音節のメンバーであり、これだけ発音すれば何とかメロディーが成り立つって音です。
ラってなったら強い巻き舌という意味です。




Donde vas la mi morenaデヴァらミモレーナー
Donde vas la mi saladaデヴァらミサらーダー
  
Debajo del puenteデバホデプェ
llora una morenaりょラゥナモレナ
Debajo del puenteデバホデプェ
de la carreteraデらカレテーラー
  
Donde vas la mi morenaデヴァらミモレーナー
(Fue) a la fuente a buscar aguaアらフェテァブシュカラーグァー
  
Me diste una cinta verdeメディシュテゥナスィタヴェーデー
Tan verde como la ramaヴェデコモらラーマー
  
La cinta la traigo al cuelloらスィタらトゥラィゴァクェーりょー
A ti te traigo en el almaアティテトゥラィゴェネらーマー
  
Con tus ojitos azulesトゥソジトザスーれーシュ
Sobre tu cara morenaレトゥカラモレーナー
  
Los resplandores del cieloジュルドレジュスィェーロー
Cayendo sobre la tierraカイェドソレらティェーラー


外国語の歌が日本語と違うのは、なんといっても子音だけの音(&二重母音)があることです。音符と音符の間に、音符では表せない音が混じる。それが歌声・言葉の飾りとなるところが好きです。小文字で表している音のことです。
日本語は音節だけを発する言語なので、まぁ、この歌から小文字を全部取っ払ったような構造になります。これは歌っていて面白く無いです。オカズの一切ないドラムみたいに単調です。音の数も、大抵の外国語より少ないです(外国語を勉強すると知らない発音にぶち当たる)。歌唱を楽しむ音楽として、あまり相応しくない言語だと思います。このことは自分の母国語としてとても残念なことです。

ポルトガル語読みの歌の好きなところは、前回の記事で述べたとおり、r音が軽い巻き舌になることと、sが「♪シュ」になるところです。
もう一つ、ラテン語を親とするロマンス諸語の発音で私が「いいな~」って思うのは、単語の末尾が子音で、次の単語が母音で始まるとき、二つが混じって一音節の音になるところです。フランス語でアンシェヌマンっていう現象のことです。
母音+母音の順序だったら、これまた二重母音のオカズになります。

♪ A ti te traigo en el alma の「go en el alma」が「ゴ エン エる アるマ」ではなく、「ゴェンネらるマ」に変化するところ…。
歌い上げてて、双方の音が自然に引き寄せられる言語的な雰囲気、強烈な力が好きです。
こう、、、愛し合った男女が隣り合うと、相手にくっつかずには居れない、、、今この場で二人がくっつかずにいるのは、何か宇宙のルールに反する気がするゾ~不思議だな~、、、みたいなのと似た力を感じます(なんのこっちゃ!)。

こうしたルールは日本語にはありません。日本語にアンシェヌマンを持ち込んだら、「その赤ちゃん歩く間」が「そなかちゃなるくぁいだ」みたいになって通じなくなってしまいます。「~している」→「~してる」って変化はありますね。これはエリジオンという現象らしいです。




Donde vas, donde vas Adelaidaデヴァシュ デヴァシュ アデラィダ
Donde vas, donde vas por ahiデヴァシュデヴァシュ ポラーイー
  
Voy en busca de mi amante Enriqueヴォイェーシュカデミァーマリーケ
Que se ha vuelto locoケセァヴェトろーコ
de penas por mimデペーナシュミー
  
Es la luna y Enrique no vieneシュらるーナィエリーケノヴィェーネー
Son las dos y Enrique no estáシュどーシエリーケノシュター
  
Yo no creo que Enrique me dejeヨノスィェドケリーケメデーヘ
Teniendo la ropa para nos casarテニェーンドらローパパラーノシュカザー


この歌は、上記のアンシェヌマン、音符に表れない子音・二重母音の発音に加え、譜割りが変わっているところが面白いです。単語の途中で拍が閉じて、続きが単語の途中から始まること、メロディと言葉の流れにズレがあるところ、つまり、、、

Voy en bu ♪ sca de mi amante Enri ♪ que
Que se ha vuelto lo ♪ co de penas por mim

…の音符の部分のことです。


しかし、このようにゾッコン状態のこの2曲、歌詞の意味は分かりません。
「mi morena」ってなんだ? 「私の茶色の…」としか訳せません。「mi salada」は「私の塩」。。。Donde Vas は「何処へ?」らしいです。
2曲目の方は、アデライダさんと恋人のエンリケの危うい関係を歌ったもののようです。
そんなくらいしか分かりません。
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DTM/VOCALOIDやってます。つくってきたものはこちらです。
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