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Zynewave Podium の使い方:小ワザ編

最近、Podium のマニュアルをおもむろに和訳していて、DTM作業の役に立つ小技がいくつか見つかったので記事にまとめます。

DTMとは…! トライ&エラーの連続だからです!
何度も失敗を繰り返して、少しずつ少しずつ自分の好ましい音楽に持っていく行ないなのだと痛感しました。
ギタリストやピアニストが日に8時間でも16時間でも楽器に向かうというのなら、、、DTMerは同じくらいモニタに向かって、あれこれキーボードを叩きまくって、自分の理想の音楽へと持っていかなくてちゃなりません(きっと)!

…で、その試行錯誤を楽にする方法は、できるだけ覚えといた方がいいかな~っと思ったわけです、ハイ。


まず、アレンジメントおよびラックの画面に関するものから。



・サイドバーにHelpメッセージを表示できる

デフォルトではポップアップ表示になってたかと思いますが、使っていくと邪魔になります。これは右端に表示させておくことができます。サウンドチェックのときに適当に読んでたりすると、便利な小ワザが見つかったりします。


・左端のラック内では、VSTeを渡り鳥のように移動させることができる

リヴァーブなりEQなりの設定を別のトラックで試したいときなどに便利です。ラックに表示されるのは、マスターとトラックが一つずつ、もしくは親トラックと子トラックが一つずつですね。これら内部のエフェクトを自由に行き来させることができます。
でもコピーはできません。移動だけです。
なので、試してみてもしOKだったとき、つまり複数のトラックで全く同じ設定のエフェクトを使いたくなったら、「Move to New Gloup」で一括りにするといいでしょう。


・ナビゲーター上の再生開始位置は、「Q/W」またはテンキーの「7/9」で移動させることができる

「Q/W」キーはグリッドで設定した値の分、左に右に移動します。テンキー「7/9」の方は、Markerで設定した印しの間を左に右に移動します。いわゆるショートカット機能の一つです。
試行錯誤を繰り返す際、何度何度もプレビュー再生して出来を確認するわけです。曲のいろんな箇所を変更して、そのちょっと前から再生して聴き込みます。その再生開始位置を狙い定めやすくなります。
マーカーで曲の場面場面を細かく設定しておくと、なおさら便利です。曲の構成が決まり次第、どんどんマーカーで場面の名称をつけておきましょう。



次は、エディット画面に関するものです。



・選択ツールや鉛筆ツールでは、「Ctrl + Shift」で縦に、「+ Alt」で横に、画面を拡大・縮小できる

ノート・シーケンスのエディットでは、以前は、頻繁に画面の大きさを変更してました。その度に拡大ツールを選び、また鉛筆ツールか選択ツールに戻るという面倒を抱えていました。でもこの小ワザを覚えると、拡大ツールへ切り替える機会が激減します。
このワザは上部のトラック編成画面でも同じように使えます。


・ゴーストノートをAlt押しながらクリックで、そのトラックに切り替わる。

今まではトラック編成画面へマウスを動かして切り替えてましたが、たぶん0.5秒くらい時間短縮になります。


・ノート作成後、マウスを離す前に横移動で長さを決められる

ノートのリサイズということです。これは目からウロコでした。「ポチッ、ニュ~♪」、慣れると「ポチュ~♪」って感じで、ノート打ち込み速度が劇的に変わります。
選択ツールではダブルクリックでノート作成なので、「ポチポチュ~」って、あまりやったことない動き(ダブルクリック後にマウスを押したままずらす)をすることになりますが、これに慣れれば、鉛筆ツールを選ぶ機会も減ります。


・Alt押しながらノート選択で、リサイズできる

上記の方法を逸してしまったとき、次にリサイズできる方法です。正確には、ノートのホットスポットをAlt押しながらクリックで、リサイズできます。
ホットスポットとは、ノートの上下左右部分の、マウス当てると矢印に表示が変わるような箇所のことです。

補足として、リサイズ中にShiftを押すと、グリッドのスナップ(ピタッと収まる働き)を無視できるようになります。
これら2つの小ワザで、選択ツール使用時でもノートのリサイズが迅速に行えます。ますます鉛筆ツールを選ぶ機会が減ります。


・複数のノートを選択して、「Alt」+ 左端のグリッドの数字(Bar~128)クリックで、まとめてその長さに変更できる

「♪ ボーボーブーブー」なベース音を「ボッボッブッブッ」に一瞬で切り替えたりできます。


・選択したノートを移動し始めたら、「Alt」押すと、縦か横方向への移動を阻止できる

あるフレーズを、曲の遠く離れた箇所にコピペするときに、音程がズレたりしませんか(手の動きとして)? このような余計な移調を防ぐことができます。


・ノートを選択したら、「+-」キーでヴェロシティが変化する。

クオンタイズに従った値で変化するみたいです。ものすごい数のノートのヴェロシティを、まとめて、一定の値で変更させたいときに有用です。
でもテンキーでできる/できないがあるようです。私のPCではテンキーでこの小ワザはできません。


まとめ:

このような小ワザは、頭でというより指で覚えるべしです。箸の持ち方のように意識せずに行えるまで慣れておくと、作業がはかどること間違いありません。

マニュアル読み込む前は、選択ツール・鉛筆ツール・拡大ツールの3つを頻繁に切り替えていましたが、今では選択ツールのみで、打ち込みに必要な動作をほとんど全部行えるようになりました。
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テーマ : DTM
ジャンル : 音楽

REAKTOR L3の使い方 4

Native Instruments の REAKTOR L3 のマニュアルを訳していきます。いつでも何処でも気軽に見れるようにです。
元ファイル → http://sites.cofa.unsw.edu.au/~z9270905/pdfs/Reaktor5_ensembleRef.pdf の262ページ以降。

4回目は一番下のサンプラーの部分を訳して、全部終了です。

4 Sampler


The main window is for loading loops and displays the currently selected waveform. After loading a loop, make sure it is selected using the [Sample Select] knob, and then check that the detected tempo is correct (it’s displayed in the box to the left of the sample window). If incorrect, the tempo can be adjusted using the slider bar beneath. If the correct tempo cannot be selected, then the loop is not an integer number of bars in length, in which case you cannot use it.
All of the sampler controls in this section are stored per-pattern. Clicking a knob with the left mouse-button writes to the current pattern only, whereas clicking with the right-button writes to all eight patterns simultaneously (A to H). Also, double-clicking on a knob resets it to its default position.

メイン・ウィンドウはループ素材を読み込むためのもので、現在選択された波形が表示されます。ループ素材の読み込み後、それが選択されていることを「Sample Select」ノブで確認して下さい。それから、検出されたテンポ(ウィンドウの左にあるボックスに表示)が正しいことを確認して下さい。もし正しくない場合、テンポは下部のスライド・バーで調節できます。正しいテンポが選択できない場合、そのループは長さのバーが整数ではありません。その場合、あなたはそれを使用することは出来ません。

このセクションの、全てのサンプラーのコントロールは、パターンごとに保存されます。マウスの左ボタンでクリックすると、現在のパターンにのみ書き込まれます。一方、右ボタンでクリックすると、全ての8つのパターン(A~H)に書き込まれます。また、ノブ上でのダブルクリックは、デフォルト位置へリセットされます。
ここで出ました、やっぱりテンポを自動で検出して、スライスを刻んでいるんですね。そしてテンポが整数でないと、上手く働けないと…。これは少し不便かもしれません。

Sample Display サンプル表示
Displays the sample currently selected by [Sample Select]. Double-click to open REAKTOR’s Sample Map Editor and to load a sample file.
「Sample Select」で選択された現在のサンプルが表示されます。ダブルクリックで REAKTOR のサンプルマップ・エディターが開き、ファイルをロードできます。
Tempo Control テンポ・コントロール
Displays the automatically extracted tempo of the sample loop in beats per minute. Use the slider to select a different value.
自動抽出したサンプル・ループのテンポをBPMで表示します。スライダーを使って異なる値を選択しましょう。
Sample Select サンプル選び
Selects a sample from the map within REAKTOR’s Sample Map Editor of the [Sample Display].
REAKTOR のサンプルマップ・エディター内のマップからサンプルを選びます。
Pitch 音程
Transposes the overall pitch of the loop in semitones. 半音単位でループ全体のピッチを移調します。
Stretch 引き伸ばし
Calculates the pitch at which one bar of the audio file will be the same length as one bar of the actual current song tempo, and then transposes the loop accordingly. In other words when ‘stretched’, there will be no gaps between slices (caused by the original loop tempo being slower than the current tempo), nor will slices be prematurely truncated (caused by the original loop tempo being faster than the current tempo). It is still possible to transpose the loop when the stretch button is active, but obviously the loop will no longer be perfectly stretched to tempo. In other words, to be correctly stretched the pitch knob must be set to zero.

オーディオ・ファイルの一つのバーが、実際の曲のテンポのバーと同じ長さになるピッチを計算し、それに応じてループを移調します。言い換えると、”引き伸ばし”時、スライス間にはギャップはありません(現在のテンポより遅くしている元のループのテンポゆえに)。またスライスは早期に切り捨てられます(現在のよりも速い元ループのテンポゆえに)。
ストレッチ・ボタンがアクティブなときにループの転調は可能ですが、ループはテンポによって全く引き伸ばされません。換言すると、ピッチを正しく引き伸ばすためには、ノブはゼロにセットされなければなりません。
最後のは、いわゆるタイム・ストレッチ機能のことです。読んだだけではよく分かりませんが、元のサンプルのピッチを使うか、プロジェクトのテンポにしたがって変化したピッチを使うかどうかです。ピッチのノブの右上にはみ出たマークのオン・オフで選びます。

Shape
Determines the compressor gain curve (see also [Smooth] and [Damp].)
コンプレッサーのゲイン・カーブを決めます(「Smooth]と「Damp」も参照)。
Smooth
Reduces the amount of distortion by smoothing gain changes; it controls the attack and release of the compressor. (See also [Shape] and [Damp].)
ゲインの変化をスムーズにすることで、歪みの量を減少させます。コンプレッサーのアタックとリリースをコントロールします(「Shape」と「Damp」も参照)。
Damp
Attenuates high frequencies, reducing ‘grainy’ sounding compression artifacts. (See also [Shape] and [Damp].)
「ザラザラに」響くコンプレッサーの遺物を減少させ、高周波数を減衰します。
Length
Sets the hold period (i.e. the length) of the envelope shaping each slice’s amplitude.
各スライスの振幅を形作るエンベロープのホールド期限(つまり長さ)を設定します。
Decay
Sets the decay time of the envelope shaping each slice’s amplitude. This is the master control that can be varied for each step independently.
各スライスの振幅を形作るエンベロープの減衰時間を設定します。これは、各ステップごとに独立して変化させられる、マスター・コントロールです。
Gain
Sets the output level for the current pattern.
現在のパターンの出力レベルを設定します。


サンプルマップでの管理・運用について

サンプルが数字番号でしか表示されないのは、ちょっと不便です。どんなビートかは、…というより音声というものは、大抵「名前」で覚えるものですけど、それが分かりません。この問題を解決するためには、自分でサンプルマップを編集する必要があります。


REAKTOR のサンプルマップでは、音声はアルファベット順に並べられます。黄色で記したものは、それぞれ同じものを指すので、ピアノ鍵盤のところでサンプルを好きなように並べ替え、「Root」「Low」「High」の数字を一つに揃えます。すると、L3でその番号を選ぶことで、狙ったサンプルを選びやすくなります。

L3には魅力的なビート素材がデフォルトでいろいろ揃ってますが、やっぱり、自分で好きなビートを積極的に取り込んでいった方が、好ましい音楽のためになるでしょう。そのためにも、サンプルマップ編集の手順はしっかり踏まえておく必要があります。

テーマ : DTM
ジャンル : 音楽

REAKTOR L3の使い方 3

Native Instruments の REAKTOR L3 のマニュアルを訳していきます。いつでも何処でも気軽に見れるようにです。
元ファイル → http://sites.cofa.unsw.edu.au/~z9270905/pdfs/Reaktor5_ensembleRef.pdf の262ページ以降。

3回目は、真ん中の、メインとなるステップ・シーケンサーの部分を訳します。

3 Step Sequencer

Things get more interesting here. L3 features eight parameters which can be sequenced by programming their value at each 16th. This is what turns old loops into new loops... The most obvious of these eight parameters is slice order. This is displayed in the lower of the two large windows (the [Slice Position Sequencer]). By clicking the mouse here you can rearrange slices of the original loop. The window is 16 steps high which means you can select the first 16 slices of your loop. If the selected loop has more than 16 steps, use the [Scroll Bar] at the left to see more slices. The right-mouse button has a function here too: it restores any step to its default value (i.e. to the original slice order). The upper window (the [Parameter Sequencer]) is for editing the remaining seven parame­ters: gain, pan, pitch, reverse, roll, attack, and decay. Clicking the right-mouse button re­sets steps to their default value.

ここから物事が興味深くなります。L3 は8つのパラメータを呼び物としていて、16分音符でそれらの値をプログラミングして、繰り返すことができます。これは、新しいループに古いループを回すものです。。。

8つのパラメータのうち最も明白なものは、スライスの順序です。これは、二つの大きなウィンドウの下側に表示されます(「Slice Position Sequencer」といいます)。ここではマウスのクリックによって、元のループの断片を再編集(並べ替え)できます。ウィンドウは16ステップ以上です。最初は16のスライスを選べることを意味します。選んだループが16ステップ以上の場合、左側の「Scroll Bar」を使って、もっと断片を表示できます。
ここでのマウスの右ボタンは、デフォルト値(すなわち元のスライスの順序)を復元する機能を持ちます。

上側のウィンドウ(Parameter Sequencer)は、以下の七つのパラメータのためのものです:Gain、Pan、Pitch、Reverse、Roll、Attack、Decay 。マウスの右ボタンでそれらのデフォルト値を再設定できます。

2度説明されてますが、右ボタンでの復元機能は、元の順序や値を確かめたくなったときに便利です。特にスライスの順序は、弄っていく内に混乱していくので、大変にありがたい機能です。

Parameter Sequencer パラメーター・シーケンサー
Controls the values of the various parameters for each sequencer step. Use the right mouse button to reset a parameter to its default value.
各シーケンサー・ステップの様々なパラメータの値をコントロールします。マウスの右ボタンで、パラメータをデフォルト値に戻せます。
Gain 音量
Adjusts the gain of each slice. 各々のスライスの音量を調節します。
Pan パン
Adjusts the position of each slice within the stereo field. ステレオ・フィールド内のスライスの位置を調節します。
Pitch 音程
Adjusts the pitch of each slice, i.e. its transposition in respect to the original pitch of the sample file.
スライスのピッチ、すなわちサンプル・ファイルの元のピッチに対する転調を調節します。
Reverse 逆再生
Determines the playback direction. At minimum (the default setting), slices will play forward as normal. At any other value they will play in reverse. At lower values, play­ back will start from near the end of the slice, whereas with higher values, playback will start from nearer the beginning of the slice.
再生の方向性を決めます。デフォルトである最小値では、スライスは標準的に再生されます。他の値では逆再生されます。下側では、スライスの終わりに近いところから再生が始まります。対して高い値では、スライスの開始位置に近いところから再生が始まります。
Roll 連打
Causes the slice to retrigger repeatedly within each step. With higher values the slice will retrigger more quickly.
各ステップ内で繰り返し再トリガするスライスを引き起こします。高い値ではスライスがより迅速にリトリガーします。
Attack アタック
Causes the loop volume to suddenly cut out and then fade back in. At maximum, the fade in time is exactly 1 beat (i.e. four steps).
ループの音量が突然にカットアウトし、その後フェードインで戻ります。最大値だと、フェードインの時間は正確に1拍(すなわち4ステップ)になります。
Decay ディケイ
Modulates the envelope decay time. At center (default) decay time is unaffected. With higher values the decay time is extended, and with lower values the decay time is re­duced. (Therefore the effect depends on the envelope decay time setting controlled by the [Decay] control of the [Sampler] section.)
エンベロープの減衰時間を調節します。デフォルトの真ん中では減衰時間は影響を受けません。高い値では減衰時間は延長され、低い値では短縮されます。ゆえに効果は、「Sampler」セクションの「Decay」の設定に依存します。
アタックやディケイは、聴いてもよく変化が分からない場合もあります。一体どんな機能なのか分からないときは、図3のように、ある箇所だけ連続で鳴らして、パラメータを徐々に変えていくようにすると、何となくつかめると思います。

図3


Slice Position Sequencer
Controls the order of the slices. Low values represent slices at the beginning of the sample file, high values slices at its end. Thus, a line from the bottom-left to the top-right results in normal playback order as defined by the sample file without any re-arrangement.
スライスの順序をコントロールします。低い値は、スライスをサンプルファイルの開始位置に表し、高い値は終わり側に表します。このように、左下から右上へのラインは、ノーマルな再生順序に帰着します。何の再編集もされていないサンプルファイルと同じです。

Scroll Bar
Scrolls the [Slice Position Sequencer] vertically. This can be useful if a long loop with many slices is loaded: As the [Slice Position Sequencer] can only display sixteen vertical values, slices after the sixteenth cannot be controlled. Use this bar to scroll to those higher values.
「Slice Position Sequencer」を垂直にスクロールします。スライスがたくさんの長いループを読み込んだ時に有用です。「Slice Position Sequencer」は、縦に16の値しか表示できないがゆえに、それ以上はコントロールできません。このバーを使って高い方へとスクロールしてください。

Edit Range Bar
Controls the area of steps within the [Slice Position Sequencer] onto which the edit functions are applied. The edit functions are:
エディット機能が適用される「Slice Position Sequencer」のステップの面積をコントロールします。エディット機能は次の通りです:

Reset Slices
Sets each step within the edit range to its default position.
Shift Up / Down
Shifts each step within the edit range up or down by one position.
Shift Left / Right
Rotates each step within the edit range to the left or right by one position.
Clear
Resets all steps within the edit range in both the [Slice Position Sequencer] and the [Parameter Sequencer].
Copy
Copies all steps within the edit range of both the [Slice Position Sequencer] and the [Parameter Sequencer] into an internal buffer.
Paste
Copies all steps from the internal buffer into the edit range of both the [Slice Position Sequencer] and the [Parameter Sequencer].
最後の「エディット・レンジ・バー」が分かり辛いかもしれません。これは、

の部分のことです。横にスライドすることで範囲を決められます。その範囲内だけ、コピペ等のエディットができるということです。

テーマ : DTM
ジャンル : 音楽

REAKTOR L3の使い方 2

Native Instruments の REAKTOR L3 のマニュアルを訳していきます。いつでも何処でも気軽に見れるようにです。
元ファイル → http://sites.cofa.unsw.edu.au/~z9270905/pdfs/Reaktor5_ensembleRef.pdf の262ページ以降。

2 Pattern Sequencer


Each L3 snapshot consists of up to eight individual patterns labeled A through H. As you will see on the panel, there are 16 [Pattern Selector Boxes] along the top each displaying a letter (A to H). The pattern playback order depends on the arrangement of the letters dis­played in these 16 boxes. The leftmost box selects the pattern to be played for the first bar, the second box selects the pattern for the second bar, and so on.
L3の各スナップショットは、A~Hにラベルづけされた最大8つのパターンで構成されています。パネルから分かるとおり、16の「パターン選択欄」が、AからHまでの文字で各々表示されています。パターンの再生順序は、これら16のボックスに表示された文字の配置に依存します。
一番左のボックスが、最初のバーを再生するパターンを選択し、2番目のボックスが2番目のバーのパターンを選択し、以下続きます。


Pattern Selector Box­es パターン・セレクター・ボックス
Controls the sequence of the patterns to be played one after another. Click and drag vertically on any of the 16 boxes to select a pattern. Use the [Loop Area Bar] to deter­mine the length and position of the loop.
次々に再生されるパターンのシーケンスをコントロールします。16のボックスを垂直にクリック&ドラッグし、パターンを選びましょう。「Loop Area Bar」を使って、ループの長さと位置を決めましょう。

Loop Area Bar ループエリア・バー
Defines the area of the [Pattern Selector Boxes] played in a loop. If only one box is selected, only this pattern will be played; this can be useful to edit and audition a pattern.
ループ内で再生される「Pattern Selector Boxes」のエリアを決めます。一つのボックスしか選択されてない場合、このパターンだけが再生されます。これは、各パターンを視聴・編集するときに有用です。
A~Hの文字のところが「Pattern Selector Box­es」で、その下が「Loop Area Bar」です。
説明がありませんが、クリックすると×印が一つ点き、左右にスライドすることでループの順序・構成を決められます。飛び飛びに×印を点けることはできません。

Bars per Pattern パターンごとのバー
Adjusts the number of bars in each pattern. 各パターン内のバーの数を調節します。

Beats per Bar バーごとのビート
Controls the number of beats in each bar. A beat is interpreted as a quarter note; each step represents a sixteenth note.
各々のバーのビートの数をコントロールします。ビートは4分音符として解釈されます。各ステップは16分音符を表します。

Swing スウィング
Sets the amount of shuffle, i.e. the amount of slight delay on off-beats.
シャッフルの量、すなわちオフビート上の若干のディレイの量を設定します。
左上の「2 3」の四角と、その下のスライドするバーのことを言っています。
1パターンは最長で、2×4拍の2小節分となります。1小節を~7拍までとるような変拍子にもできます。その1拍は4つに分解できるので16分音符というわけです。
…なので3連符が難しいかもしれません。表示上の拍数を無視して、自分の頭の中で考える形でなら可能でしょーか?

そしてこのパターンを最大16個並べられます。「AAAB, AAAB, AAAB, AAAC」と並べて、Aを通常の8ビート、BとCをフィルインのように組むと、曲の中の一つのパートのようにできるハズです。

テーマ : DTM
ジャンル : 音楽

REAKTOR L3の使い方 1

L3 って言っても、Waves のマキシマイザーじゃないよ! Native Instruments の REAKTOR に付属しているビートスライス機器のことだよ~。

ちょっと使ってみて面白そうだったので、英語のマニュアルを訳していきます。いつでも何処でも気軽に見れるようにです。元ファイル → http://sites.cofa.unsw.edu.au/~z9270905/pdfs/Reaktor5_ensembleRef.pdf の262ページ以降。


1 Introduction

L3 is a sequenced drum loop recycler: Load a loop, click some stuff, mangle the loop. The instrument’s panel can be broken down into three sections. The top section contains a pattern sequencer and global controls for pattern length and tempo swing. The middle sec­tion has the main step sequencer where patterns can be edited (up to eight patterns can be programmed and arranged per snapshot). The lower section contains the sample play­ back engine controls (including the sampler window where loops are loaded). L3 is driven by the MIDI clock. This means that when used in the stand-alone version of REAKTOR, the play button on the REAKTOR toolbar must be pressed. When used as a plug-in, L3 will only run when the host sequencer song is playing.
L3はシーケンスされる(繰り返される)ドラム・ループの再利用機器です。ループをロードし、いくつかの操作を施して、ループを滅多切りにします。

楽器のパネルは3つのセクションに分けられます。先頭のセクションは、パターン・シーケンサーと、テンポのスウィングやパターンの長さの全体的なコントロールを含みます。真ん中のセクションは、メインとなるステップ・シーケンサーです。ここでパターンを編集します(最大8つのパターンがプログラムされ、スナップショットごとに配置することができます)。底辺のセクションは、サンプルの再生エンジンのコントロールを持ちます。ループがロードされたサンプラーのウィンドウを含みます。

L3はMIDIクロックによって働きます。これは、REAKTOR のスタンドアロンでの使用時に、ツールバーの再生ボタンが押されなくてはならないことを意味します。プラグインとしてなら、L3はホスト・シーケンサーの曲が再生されるときにのみ稼働します。
ちょっと使ってみての感想は、、、ハチャメチャな変態リズムを作れるわけですが、Gain と Pan に変化をつけられるところがいいですね。横に移動しながらボリュームアップして、耳に迫ってくるようなビートができます。音響系のエレクトロニカあるようなのが期待できます。
自作サンプルを取り込める点も期待大です。Limelite、iKaossilatorその他のリズムマシンで、好きなだけビートをつくって読み込めますし、初音ミクその他の歌声も、もしかしたら面白く使えるかもしれません。

テーマ : DTM
ジャンル : 音楽

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プロフィール

はとみね

Author:はとみね
DTM/VOCALOIDやってます。つくってきたものはこちらです。
ゲームの記事から来た人は、ネタバレに注意してください。いきなりあらすじ書いてますし、画像晒してます。

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