スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヨーロッパ・ポルトガル語の歌 2

前回の記事に続いて、歌詞を書きだしてみました。とは言っても、この2曲はスペイン語の歌詞をポルトガル語読みした歌です。

ひらがなの「らりるれろ」はL音だという意味です。舌の先端を上の前歯にくっつけて発音する音です。日本人の「らりるれろ」は、外国人にはどうも、RにもLにも聴こえるらしいです。日本人が外国語を発するとき、RとLは意識して発音を分けなくてはなりません。Rを軽い巻き舌で発音する言語の場合、使い分けが明確なものになりますね。
小文字は軽く読む音、メロディの関係で発音できないときは省略可の音です。大文字は音節のメンバーであり、これだけ発音すれば何とかメロディーが成り立つって音です。
ラってなったら強い巻き舌という意味です。




Donde vas la mi morenaデヴァらミモレーナー
Donde vas la mi saladaデヴァらミサらーダー
  
Debajo del puenteデバホデプェ
llora una morenaりょラゥナモレナ
Debajo del puenteデバホデプェ
de la carreteraデらカレテーラー
  
Donde vas la mi morenaデヴァらミモレーナー
(Fue) a la fuente a buscar aguaアらフェテァブシュカラーグァー
  
Me diste una cinta verdeメディシュテゥナスィタヴェーデー
Tan verde como la ramaヴェデコモらラーマー
  
La cinta la traigo al cuelloらスィタらトゥラィゴァクェーりょー
A ti te traigo en el almaアティテトゥラィゴェネらーマー
  
Con tus ojitos azulesトゥソジトザスーれーシュ
Sobre tu cara morenaレトゥカラモレーナー
  
Los resplandores del cieloジュルドレジュスィェーロー
Cayendo sobre la tierraカイェドソレらティェーラー


外国語の歌が日本語と違うのは、なんといっても子音だけの音(&二重母音)があることです。音符と音符の間に、音符では表せない音が混じる。それが歌声・言葉の飾りとなるところが好きです。小文字で表している音のことです。
日本語は音節だけを発する言語なので、まぁ、この歌から小文字を全部取っ払ったような構造になります。これは歌っていて面白く無いです。オカズの一切ないドラムみたいに単調です。音の数も、大抵の外国語より少ないです(外国語を勉強すると知らない発音にぶち当たる)。歌唱を楽しむ音楽として、あまり相応しくない言語だと思います。このことは自分の母国語としてとても残念なことです。

ポルトガル語読みの歌の好きなところは、前回の記事で述べたとおり、r音が軽い巻き舌になることと、sが「♪シュ」になるところです。
もう一つ、ラテン語を親とするロマンス諸語の発音で私が「いいな~」って思うのは、単語の末尾が子音で、次の単語が母音で始まるとき、二つが混じって一音節の音になるところです。フランス語でアンシェヌマンっていう現象のことです。
母音+母音の順序だったら、これまた二重母音のオカズになります。

♪ A ti te traigo en el alma の「go en el alma」が「ゴ エン エる アるマ」ではなく、「ゴェンネらるマ」に変化するところ…。
歌い上げてて、双方の音が自然に引き寄せられる言語的な雰囲気、強烈な力が好きです。
こう、、、愛し合った男女が隣り合うと、相手にくっつかずには居れない、、、今この場で二人がくっつかずにいるのは、何か宇宙のルールに反する気がするゾ~不思議だな~、、、みたいなのと似た力を感じます(なんのこっちゃ!)。

こうしたルールは日本語にはありません。日本語にアンシェヌマンを持ち込んだら、「その赤ちゃん歩く間」が「そなかちゃなるくぁいだ」みたいになって通じなくなってしまいます。「~している」→「~してる」って変化はありますね。これはエリジオンという現象らしいです。




Donde vas, donde vas Adelaidaデヴァシュ デヴァシュ アデラィダ
Donde vas, donde vas por ahiデヴァシュデヴァシュ ポラーイー
  
Voy en busca de mi amante Enriqueヴォイェーシュカデミァーマリーケ
Que se ha vuelto locoケセァヴェトろーコ
de penas por mimデペーナシュミー
  
Es la luna y Enrique no vieneシュらるーナィエリーケノヴィェーネー
Son las dos y Enrique no estáシュどーシエリーケノシュター
  
Yo no creo que Enrique me dejeヨノスィェドケリーケメデーヘ
Teniendo la ropa para nos casarテニェーンドらローパパラーノシュカザー


この歌は、上記のアンシェヌマン、音符に表れない子音・二重母音の発音に加え、譜割りが変わっているところが面白いです。単語の途中で拍が閉じて、続きが単語の途中から始まること、メロディと言葉の流れにズレがあるところ、つまり、、、

Voy en bu ♪ sca de mi amante Enri ♪ que
Que se ha vuelto lo ♪ co de penas por mim

…の音符の部分のことです。


しかし、このようにゾッコン状態のこの2曲、歌詞の意味は分かりません。
「mi morena」ってなんだ? 「私の茶色の…」としか訳せません。「mi salada」は「私の塩」。。。Donde Vas は「何処へ?」らしいです。
2曲目の方は、アデライダさんと恋人のエンリケの危うい関係を歌ったもののようです。
そんなくらいしか分かりません。
スポンサーサイト

テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

ヨーロッパ・ポルトガル語の歌

最近、この2曲がやたらと心に沁みる…。これを聴いているときに自分の心に生じているのは、多分「サウダーデ」ってやつで間違いないと思う。

1曲目。


一年くらい前に知って、、まとめページまでつくった Brigada Victor Jara の曲です。

サウダーデってのは、一言で表すのは難しい感情で、にもかかわらず一言で表すと、人生の重みを含んだ爽やかな悲しみってところです。wiki参照 → こちら

こう、、、とても切ないんだけど、絶望のどん底ではないって感じ…???


2曲目。


どうでもいい話しですが、後半のフリューゲルホルンに合わせて「♪おー」と吠えるところ、昔、飼ってた犬の鳴き声とそっくりです。
その犬は遠くで消防車のサイレンが鳴ったときだけ、同じような切ない声で遠吠えを始めて、母親と「なんでこのワンコはこんなに切ない声で鳴くんだ?」と笑って話してました。
その母親も亡くなって10年以上経ちます。もちろんその犬も天国の仲間の一員です。次の犬すらも…。

そういう、「随分と時が経ったんだなぁ…遠くに来ちゃったんだなぁ」っていう感じがサウダーデなのだろうと勝手に思ってます。
「あの時間は本当に現実に"在った"んだろうか、母親も犬たちも本当に実在してたんだろうか…」と途方も無い感覚にさえ陥ります。



音楽的なことでは、ポルトガルのポルトガル語が可愛らしく聴こえます。ブラジルのポルトガル語でなく、イベリア・ポルトガル語(ヨーロッパ・ポルトガル語)です。
どんな読み方なのか調べてみると、、、
・とにかく「シュ」の音が大活躍する言語。音節前後のsの音を「シュ」と読むため、何かあるとすぐに「♪シュ、シュ」。シャドウボクシングでもしてんの?
・r音が軽い巻き舌になる。単語の先頭やrrの綴りだともっと強い巻き舌。この部分はブラジルだと、「カーッ、ペッ!」って痰吐くときの「カーッ」をもっと喉の奥から発する音(いわゆる無声軟口蓋摩擦音)になるけど、ポルトガルでは他のロマンス諸語と同じ。
この二つが特徴的かなぁ、英語の読み方に慣れた者に新鮮に聴こえるところは。

イタリア語も似たような発音事情なんだけど、「♪シュ」の大活躍はないし、卑語が多くてちょっとイメージ悪し…。
スペイン語も同じく似ているんだけど、音の材料が少なくて、この読み方の美しさには敵わない感じ…。
フランス語は、音の材料多すぎて、綴りから自然に発するようになることができません。

なので、ヨーロッパのポルトガル語が一番だ~って結論に至ってます、今。
舌や口の中をコロコロさせるのがとにかく面白いです。



でも、この2曲は本当はスペイン語の歌詞で、それをポルトガル語の読み方で歌っています。
苦労して入手したCDの解説(英語)を苦労して翻訳したものによると、、、

Jota はトラス・オス・モンテス北東部の伝統的な踊りである。元々、この地域はアラゴンのスペイン人のものと信じられている。
Jota はワルツのリズムによる円形のバレエであり、足で踊る集団舞踏である。男性と女性が急速にステップを踏んで、絶え間なく足を動かす。偉大な能力のゲームにおいて、空中でくるくると交差し旋回する。

Jota の一つである「ミ・モレーナ」は、キャラクター(文字? 特質?)を愛する美しい歌である。
タイトルが示すように、カスティーリャ語で歌われた。


…だそうです。この Jota(ホタ? ジョタ?)っていう踊りで歌われている民謡のアレンジっていうことです。


Jota を Youtube で探してみました。



うん、解説のとおりだ…。踊るだけでサッカー上手くなりそうなダンスです。後半のカスタネットの乱れ打ちが気持ちいい♪

世界は、まだまだ自分の知らない文化でたくさんなんだなぁと思います。

テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

リスト

プロフィール

はとみね

Author:はとみね
DTM/VOCALOIDやってます。つくってきたものはこちらです。
ゲームの記事から来た人は、ネタバレに注意してください。いきなりあらすじ書いてますし、画像晒してます。

最新記事
カテゴリ
最新コメント
リンク
日々のつぶやき
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。